【PHP4→5へのバージョンアップに関するお知らせ】
8月8~9日にかけましてwww.mumumu.orgサーバのPHP4を5にバージョンアップさせる作業が行われます。 現行のWP-MEスクリプトがPHP5でも稼動することは確認しておりますが、予期されないトラブルが生じる可能性もございます。 その際には復旧に時間を要することが予想されますが、何とぞご了承のほどお願い申し上げます。
また、バージョンアップ作業に伴い9日0:00-30にかけてサーバが停止いたします。その間当blogの閲覧等はできませんので、ご注意下さい。

PubMed RSS: Functional Neuroimaging

2008年 8月8日

一枚の絵は千の言葉よりも物を言う:アフォーダンスによる注意依存的な処理の促進に関する行動およびERPによる知見、他者の行動の文脈依存的な拘束は観測者の運動準備を変化させる

カテゴリ: 脳研究/headlines — by viking

【脳研究 - headlines】

  1. A picture says more than a thousand words: Behavioural and ERP evidence for attentional enhancements due to action affordances (Adamo M, Ferber S, Neuropsychologia. 2008 Jul 18)
  2. Contextual movement constraints of others’ modulate motor preparation in the observer (Liepelt R, Ullsperger M, Obst K, Spengler S, von Cramon DY, Brass M, Neuropsychologia. 2008 Jul 18)

日本語に訳すのがアホらしいタイトル2編、どちらもneuropsycholgia掲載のERP studyです。:lase:  1本目はアフォーダンスが明確な道具の絵or名前を提示して、attentional blinkのbehaviorとERPへの影響を調べたもの。2本目は他人の手が拘束されているという画像を提示して、それが参加者の「手の」パフォーマンス(「足」には影響がなかったそうです)にどういう影響を与えるかをbehavior / ERPの双方について調べたとのことです。

2008年 8月7日

概念的知識は両側の側頭極によって形作られる:rTMSによるまとまった証拠、盲視における大域的運動視の検出に関わる皮質的基礎

カテゴリ: 脳研究/headlines — by viking

【脳研究 - headlines】

  1. Conceptual Knowledge Is Underpinned by the Temporal Pole Bilaterally: Convergent Evidence from rTMS (Lambon Ralph MA, Pobric G, Jefferies E, Cereb Cortex. 2008 Aug 4)
  2. The cortical basis of global motion detection in blindsight (Alexander I, Cowey A, Exp Brain Res. 2008 Jul 30)

今日はTMSネタ尽くし。1本目はbilateral anterior temporal poleにrTMSを打ってみたら概念的知識に関係するsemantic decision taskのRTが延びたことから、この領野が概念的知識に関連しているんじゃないかということを言っています。2本目は盲視(blindsight)患者で有名なGYさんとMSさんのhV5/MT+にrTMSを打ってみたらglobal motionの知覚が阻害された一方で、V3ではそうではなかったことから盲視患者であってもglobal motionの知覚にはhV5/MT+が重要だと言っている論文です。ただ、本文を読んでも患者のどちら側のhV5/MT+にrTMSを打ったかがちょっとわからないんですが・・・contralesionalだったら意味ないはずだし。:nase:

2008年 8月6日

fMRIとその解釈:V5/MT野における方位選択性という知見に見る実例(総説)、神経賦活の反復抑制は知覚的期待度の充足度を反映する

カテゴリ: 脳研究/headlines — by viking

【脳研究 - headlines】

  1. fMRI and its interpretations: an illustration on directional selectivity in area V5/MT (Bartels A, Logothetis NK, Moutoussis K, Trends Neurosci. 2008 Aug 2)
  2. Neural repetition suppression reflects fulfilled perceptual expectations (Summerfield C, Trittschuh EH, Monti JM, Mesulam MM, Egner T, Nat Neurosci. 2008 Aug 1)

1本目は先日reviewしたLogothetisの総説の中で’in press’として引用されていたもうひとつの総説です。ちなみに「multi-voxel pattern classification analysisも万能じゃないよ」という文脈の中で引用されていた論文なので、気になる方には一読をお薦めします。ってかTrends Neurosci.ってCell Pressの発行なんですね。初めて知りましたw 2本目は一昨日の速報にも登場したSummerfieldMesulamが共著でNNのbrief communicationに出してきたfMRI adaptation study。相変わらず日本語訳すると何言ってるのかわからないタイトルなんですが:lase: 、これはかなり面白い研究です。いわゆるfMRI adaptation (repetition suppression)というのが肝心のrepetitive stimuliの「期待度」(つまり順応刺激がきちんと連続ペアで提示される割合)に大きく依存することから、実は単なるneuronal adaptationを反映しているだけではなくてprediction error処理の低下も示しているんじゃないかということを言っています。fMRI-A屋さんには結構やばい研究かも・・・またひとつコントロールしなきゃいけない実験条件が増えたかもしれないというわけで。

2008年 8月5日

視床枕損傷患者において空間的・時間的注意の障害は損傷部位ごとに切り分けられる、観測位置に固有および独立な顔認知残効は異なる皮質領野の順応を反映する

カテゴリ: 脳研究/headlines — by viking

【脳研究 - headlines】

  1. Spatial and temporal deficits are regionally dissociable in patients with pulvinar lesions (Arend I, Rafal R, Ward R, Brain. 2008 Jul 25)
  2. Position-specific and position-invariant face aftereffects reflect the adaptation of different cortical areas (Kovács G, Cziraki C, Vidnyánszky Z, Schweinberger SR, Greenlee MW, Neuroimage. 2008 Jul 11)

昨日以上にタイトルの日本語訳からは何言ってんだか全くわかりませんね。:lase:  1本目はpulvinar of the thalamusの損傷部位によって空間的or時間的注意への障害の度合いが完全に分かれるというlesion study。2本目はわかりやすく言い換えると顔認知の視点依存的な部分と視点独立的な部分とを切り分けて調べようとしたfMRI studyです。ってかお前らもうちょっとわかりやすいタイトルつけられんのかコラ。:evil:

2008年 8月4日

知覚的推論における先行情報の神経表現、神経リズムの非対称な振幅変調によって誘発反応は形作られる

カテゴリ: 脳研究/headlines — by viking

【脳研究 - headlines】

  1. A neural representation of prior information during perceptual inference (Summerfield C, Koechlin E, Neuron. 2008 Jul 31;59(2):336-47)
  2. Asymmetric amplitude modulations of brain oscillations generate slow evoked responses (Mazaheri A, Jensen O, J Neurosci. 2008 Jul 30;28(31):7781-7)

どちらも日本語に訳すと何言ってんだかさっぱりわからないタイトルですね。:lase:  1本目はSummerfieldのところから。閾値付近の知覚しづらいGaborパッチを見せて傾きを答えさせるという課題を参加者にやってもらってるんですが、ここで正誤課題(A or Not A)にするか択一課題(A, B or C)にするかというように課題の方法を分けることでprior informationをコントロールしてやったら、その影響がfMRIデータにも見られましたよという話をしています。まどろっこしい実験手法の割にデータが綺麗で、しかもストーリーがnovelだからNeuronという風情です。2本目はJensenのところから。MEG/EEG oscillation to ERF/ERPという流れを作ろうというなかなかの野心作です。

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